◆竹の本場の竹の店 京都・向日市◆ 竹製品・竹工芸品・竹細工の製造販売

京銘竹について

京銘竹について

「銘竹」とはかげぼししたり油ぬきしたりして美しく加工した竹のことをいいます。

 

「銘竹」の種類には,胡麻竹,角竹,紋付竹などがあります。
それぞれ時間と手間をかけてつくられて,建材用銘竹,袖垣,竹工芸品などの材料になります。

 

その中で、「京銘竹」とは京都で生産される建築用や装飾品用などに用いられる竹材のことをいいます。
京銘竹の種類には、白竹・図面角竹・亀甲竹・胡麻竹があります。

 

雨が多く、寒暖の差が大きい京都の気候は竹作りに向いているので、
非常に美しい竹を生産することができます。

 

白竹(しらたけ)

9月〜12月に伐竹された竹を火あぶりにより油を抜き天日で干し
完全に乾燥させ、丁寧に磨きあげます。
そうすることにより竹は伐竹されたときの青竹から写真のような色になり、
美しい光沢を発するようになります。
建築をはじめ、茶道具や民芸品など幅広い分野で使用される
最も生産量の多い銘竹です。

図面角竹(ずめんかくちく)

筍が地上に顔を出してから柔らかい内に木枠に入れて四角の竹にした後、硫酸と砂などを混ぜた液を特殊なハケで棹につけます。すると、この溶液の作用で棹に模様がつき、写真のような模様がつきます。
写真ではわかりづらいですが角竹というだけあって、竹の切り口は四角になっています。
飾り柱、花器、椅子、床机等風情ある家具に用いられます。

胡麻竹(ごまだけ)

竹の上部を切り取り、残った枝を全て枝打ちし半枯れ状態にすると、光合成による栄養分が作れなくなり、稈面全体にきれいな胡麻状の斑点が現れます。
茶道具を始め工芸品や建築材など、多岐に渡り利用される銘竹です。

亀甲竹(きっこうちく)

孟宗竹の突然変異により、写真のように亀の甲羅のような形になるので亀甲竹と言われています。
白竹と同様に火あぶり法で磨き上げます。
伝統に基づき様々に加工され、とくに床柱・花器・結界など
高級竹材として幅広く利用されています。


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