竹花器製作工程
京都は山に囲まれた盆地で寒暖の差が激しく、土壌も肥沃で竹の生産地としての風土条件に大変恵まれています。
弊社ではその竹を自社にて伐採し京都独特の火焙り法によって製竹した竹を使用して華道・茶道等で使用される花器を製作しております。
花生け本体作業
- 寸法取り
- 竹切り
- 底切り
- 墨付け ※@
- 穴あけ
- 荒切り ※A
- 仕上げ ※B
※@墨付け | ※A荒切り | ※B仕上げ |
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底切りで、底を正確に切った後、垂直に立て、花生けの形を墨で下書きします。 |
墨付けの線に従って、弓鋸で荒切りします。 |
ノミ、小刀、金ヤスリなどで細部を仕上げます。墨付けに従って正確に作業します。 |
おとし入作業
- 銅板切断
- はんだ付け ※C
- 水漏れテスト
※Cはんだ付け
内径にあわせて、まず胴の部分、次に底をはんだ付けします。
竹の径はさまざまなので、ばらばらにならないように番号を書いています。